鍵谷祭(かぎやさい)
(2014年5月28日)



 梅雨に入る僅かに前

 幼稚園のある垣生(はぶ)の街では

 ある女性の慰霊祭が行われます。


 それはさておき

 年長さんがお出かけのようです。


 垣生の街中に入ると

 古い区画がそのままで

 迷路のような小道が

 広がっています。








 去年は途中の農協で

 「手相がミカン柄」 の 「ぱんジャくん」

 に遭遇しましたが...

 今年はなんと 農協のはからいで

 「ポンジュース」 をいただきました。

 (...来年もよろしくお願いします。)

 


 そうこうしているうちに

 お出かけの目的の一つである

 鍵谷堂(かぎやどう)に到着しました。


 八角屋根のお堂が

 今日はキレイに幕化粧です。






 大きな木々が茂る

 三嶋神社に到着しました。


 街の方たちが、お店を作って

 子どもたちを待ってくれています。


 今日は 「自分のお財布」 を持って

 「おいくらですか?」

 と、買い物に挑戦します。






 「おくらですか?」

 「(...50円ってどれ?)」

 「30円はどおしたらいいん?」


 「これは... 10って書いとる。」

 「10が3つで...んー」

 








 

 この表情は...

 お買い物が

 上手にできたようです。


 前の夜 お母さんに

 お金のお話をしてもらったそうです。

 ちゃんとおぼえてきたんだね。

 


 お店の人たちにお礼を言ったら

 また小道を通って幼稚園に帰ろう。







 お帰り。

 今日はいい天気だったね。


 そろそろカエルさんたちが喜ぶ

 梅雨に入ります。








(おわりに: 恒例の 「鍵谷カナについて」 のコーナー)


 久留米絣(くるめがすり)や備後絣(びんごかすり)と並び、
 伊予絣(いよかすり)は「日本三大絣」に数えられる伝統工芸です。

 鍵谷カナは、ちょうど幼稚園のある(当時の)垣生村(はぶむら)に生まれ育ち、
 その後、1800年代の初期に伊予絣を考案し、広く世に送り出すことになります。
 1800年代初期は、日本はまだ江戸時代の真っ只中です。

 垣生村という小さな街でその大仕事を成し遂げた鍵谷カナの功績を称えるため
 街では毎年、彼女の命日にあたる5月28日に慰霊祭(通称「鍵谷祭」)が行われます。

 没後150年近くにもなりますが、伊予絣も鍵谷祭も、今も静かに生き続けています。